第6章『老化の理解』は在宅にふれる授業(*’ω’*)

投稿ペースが上がってまいりました。この勢いに任せて、今回もご紹介していきたいと思います。

第6章の「老化の理解」の担当講師は、訪問看護ステーションワトレイの浅田先生です。浅田先生とは、以前の職場で知り合ったご縁で講師をして頂いております。日々、訪問看護を在宅生活を支えながらも保護猫ちゃんたちをこよなく愛すそんな浅田先生のお人柄があふれる授業でございます。

老化の理解は、老年期や高齢者の定義を理解することから始まり心身の変化や疾病など医学的な側面が含まれます。そのため、今までに増して専門用語やカタカナが多くなってまいります。難しさも増しております。テキストの文章だけでは、なかなか理解につながらないところを浅田先生は副読本といえるほどのレジュメを用意して下さり、書き込む形で進められます。このレジュメの厚さが、浅田先生の(⋈◍>◡<◍)。✧♡ではないでしょうか。

レジュメで使われている画像は、在宅の「リアル」が伝わってまいります。

ある意味、心の準備ができていないと衝撃を受けるかもしれません…(゚д゚)⁉そんな現場で日々向き合ってられると思うと頭が下がります。ただ、浅田先生は訪問看護で鍛えられている方です。さらりと説明される姿に思わずカッコ良さを感じずにはいられません。まるで宝塚の男役トップスターのようです☆彡

 

授業の中で新型コロナ感染症対策のハンドブックの説明や実際に、予防着を着る演習も行います。消毒アルコールの適量や消毒をするタイミングなどのレクチャーを受け、感染をしない、させない、広げないことを意識できる場面だと言えます。それほどに厳しい現場が在宅であるわけですね。

『ヘルパーさんの仕事とは、在宅の要になる仕事だと』

授業の最後には、いつもナイチンゲールの「看護とは何か」の13の言葉を引き合いにエールを送って下さいます(=゚ω゚)ノ

第5章『介護におけるコミュニケーション技術』は体験型授業の始まり‼

こんにちは、石田です。今回は、第5章「介護におけるコミュニケーション技術」をご紹介したいと思います。
開講して1週めは講義中心です。
しかも3日目の午前中。毎日、新しい学びが目白押し(゚д゚)!

3日目くらいになってくると受講生さんも、少しずつ顔なじみになりつつあり、和やかな雰囲気になってまいります。しかしながら、まだ緊張もあり、「今日はどんな内容⁈」「また、なんかカタカナとか専門用語ばっかりなやつ?」と少し不安感を持たれているように感じます。

そんな中で始める授業、お約束のアイスブレイクは準備OKです。

授業スライド ミッキーのだまし絵

いろいろな「だまし絵」のワーク、見え方や見る『視点』に気づく。
その中でも一番難しくて、かなり盛り上がるワーク☝です。
一度「見える」とそれにしか見えなくなるワークです。
毎回、受講生さんの中には必ず1人は見えない方がいらして、その方のために皆さんがあれやこれやのヒントを出す…といった場面が定番になっております(*’ω’*)

交流分析☝やジョハリの窓などのワークを通して、自分の見え方と相手の見え方の違いを知って受け入れることを学んでもらえればと思っております。

特に福祉に携わる方は、「自己覚知」=己を知って自覚する上で感情や態度を意識的コントロールすることが求められる場面が多くあるかと思います。
ひとり一人が違うこと、その違いを認め合うことがコミュニケーションの大事な要素ではないかと思います( ー`дー´)キリッ

 文字盤 五十音式

 文字盤 フリック式

文字盤2種類作ってみました。100均グッズのパーテーションがちょうど良い大きさでした。この文字盤を使って、実際にコミュニケーションをとってもらい、どう感じたかを共有して頂きます。

 サービス実施記録テレッサ

グリーンライフカレッジの特徴として受講生さんの殆どは、訪問介護の仕事に就かれる方です。できるだけ、実践に即した内容にもなるようにと工夫をしております。サービス実施記録テレッサを使っての記録。その際には自分で血圧やSPO2を測ってもらっています。記録だけでなく機器の使い方も合わせて学んで頂いています。

オリジナル資料集、♡も一緒に綴じてます(*’ω’*)

今回は、オリジナルの資料集について熱く⁈語りたいと思っています。まずは1冊ずつ手作りです。以前は、メモ用紙のような感じでボンドで固めて綴じておりました。ただ、皆さんが毎日持参される中、活用して下さる中、ボロボロになってしまった経緯がございまして、今はレールファイルという優れものに出会い愛用しております。ボロボロの資料集の頃の受講生さんには、この場をお借りしてお詫びしたいと思います。使いにくいものをお渡しして、本当に申し訳ございませんでした_(._.)_

プリントを並べてみたところ、その数なんと30枚‼
3台の長机に場所せましとなりました(゚д゚)

おさえておきたい専門用語からはじまり、自分史でたどる「福祉の歴史年表」
この年表作りで、いつもジェネレーションギャップを感じます。
日本での出来事や流行という欄に「二千円札発行」とあるのですが、「知らない」「何それ?」「見たことない」世代。その昔、500円は硬貨ではなく、お札だったの知らないの?話になり、お年玉が500円札だったエピソードに発展するのでございます。

このあたりの資料になると、穴埋めで書き込んだり、久しぶりの『塗り絵』に懐かしさを感じて頂いたりが多くなってまいります。眠たいばかりの授業から脱出できます(=゚ω゚)ノ

6日間ある実習では「食事」や「入浴」など各項目の手順書のポイントを穴埋め形式で記入します。その手順書に添いながら、実技をして頂き、講師からのアドバイスやご自身の注意点などを書き入れ、ご自分の手順書となるように活用してもらいます。実技では、一つの場面を繰り返し行います。その場ではできても、一連の動作になると忘れてしまったり、見落としてしまったりします。ましてや、講師はじめ受講生さんがギャラリーでいる中、慣れていても緊張してしまいますから( ;∀;)

実習は意外とあっ…という間に(実習生さん談)終わってしまいます。その後は、皆さんが得た知識と技術を演習で発揮して頂きます。事例をもとに「個別介護計画」を立てロールプレイをしてもらいます。この時に紹介する資料は、実務者研修やサービス提供責任者になられた時に活かせるものだと思います<(`^´)>

最後に綴るのは、修了日にして頂く振り返り。チェックシートを使って到達状況を確認して頂きます。

うっかり授業をすすめていると資料を使わずに終わってしまいます。タイミングを逃さないように、メモしております。

修了した際には、皆さんが頑張った記録として将来、国家試験では役立つ資料となれば幸いです。

ただいま、開講準備中‼

早いもので来週から第10期が開講いたします。その準備を始めながら、教室の雰囲気も合わせてご紹介したいと思います。

まず、玄関の扉を開けると『受付』がございます。

入室する前に「うがいと手洗い」をお願いしております。受付では体調の確認と検温も行います。毎日「変わりないですっ」と来て下さるとほっとします。

開講前に受講生の皆さんにはテキストを取りに来て頂いています。その際、簡単に注意事項などをお伝えしています。準備中の今は、お渡しすべくテキストや資料などがドーンと置かれております。

現在のところ、6名お申し込みを頂いております。申し込み締め切りまで、もう少しお時間があります。先ほどもお問合せがあったので、増えるかもしれません(*’ω’*) ご縁がありますように・・・

受講生の人数であったり、講義スタイルによってお席のレイアウトを変えております。最近は、講師と対面になるスタイルが多くなってます。以前は、受講生さん同士が対面になるように配置していたのですが、和やか過ぎる場面も見受けられたこともあり。慣れることは良いのですが、慣れすぎるととだんだん、だれてきて どうしても崩れてしまいます。まずは、環境から見直していわゆる「メリハリ」のある(程よい緊張と程よい『ほっこり』)授業を行っていくことが大事だと思いまして。

講師は準備したカリキュラムを計画した通りに、時間内に収められるか否かでおります。スムーズに進められるのか、終わってからひとり反省会をして凹むのか(/_;)

毎回感じること。授業の雰囲気を作るのは、圧倒的に受講生さんです。ある意味、受講生さんに恵まれて授業が成り立っていると思います。毎回の授業で何かしら「やらかしてしまう」私には。しかも、自覚なく。
受講生さんの名前を呼び間違えるだけでなく、勘違いから…思い込みから…の呼び間違い。今後、この場でいろいろとお伝えする機会があるかと思いますので、今回はこのあたりで。

 

第4章「介護・福祉サービスの理解と医療との連携」で気づくこと

こんにちは。石田です。ここ最近やっと投稿にもなれ、コンスタントに発信できるようになってまいりました。ようやく、第4章まできた感じでおります。一体、何章まであるのかと申しますと、第10章までございます。
開講1週目は講義スタイルで第8章と第9章の最初だけ、2週目からは、「食事」「入浴」「排泄」などのいわゆる実技が6日間あります。このペースでいくと、今月末から開講する期間にさしかかります。確実に。
ならば「今日は〇〇の授業で・・・」といったタイムリーな投稿ができるかも。
ただし、いろいろ余裕があったらね。あるかな、余裕・・・。と思いながらも(こんな内容で)(このテーマで)など企画やアイデアが浮かび浮かぶだけでなく、すぐに取りかかりたくなったり、始めてしまったりと かなり頭の中でとっ散らかしております。

いきなり冒頭から、近況報告のようなまとまりのない文章で申し訳ないです。

さてさて、今回は第4章「介護・福祉サービスの理解と医療との連携」をご紹介します。
担当講師は、現役ヘルパーでもある岩本先生による授業となります。

授業は週の真ん中、水曜日。3日目の午後から3時間。介護保険制度をさらに詳しく学ぶ内容、創設された背景や制度の目的、財政などなどとなっています。皆さんの苦手教科1位、2位に上がってくるそんな単元ではないかと思っております。(かく言う私も介護支援専門員の試験では渋々いや致し方なくでした。)この投稿記事を書きながら、気づいたのですが 開講して3日間は、毎日いろいろな切り口?で介護保険を学ばれているのだと。

実際、岩本先生が入られているご利用者さんのケースを事例に「必要なサービスを考える」ワークをされています。この方は、介護保険だけでなく障害サービスも利用されているため、リアルに在宅支援における介護職と医行為の実情が聞ける場となっています。

このワークでは付箋に必要なサービス記入し受講生が一人ずつ貼り出していきます。その付箋の数や内容を見て感心させられます。「本当にきちんと学ばれているんだなあ」と。
勝手に「苦手」=「嫌い」だと思い込んではいけませんね。