第7章『認知症の理解』は、ちゃんと知るからまず始める

こんにちは。石田です。このコーナーを担当するようになり、投稿するブログの内容を常に考えるようになりました。少しでも初任者研修・グリーンライフカレッジのことを知って頂ければとアンテナを立てて過ごしております

今回は、第7章「認知症の理解」をご紹介いたします。私が介護に入った当初は「痴呆症」と呼ばれておりました。その当時のテキストなんかには「痴呆」との表記が…。名称が「認知症」となり約20年経ち、すっかり定着し知られるようになりました。

ただ、「認知症」という名前や代表的な症状は知られていても、皆さんの「知っている」はまちまちです。ご自分の周りに、身近に認知症の方がおられるか否かで全く変わってきます。そこで、皆さんの持たれている認知症のイメージを伺いながらももし自分が認知症だったら…で個人ワークをして頂いています。他人事を自分事に捉える。視点が変わってきます。

 本日は晴天なりの1コマ

認知症を分かりやすく、正しく知ってもらうために『本日は晴天なり』のDVDを視聴しております。以前、受けた研修でこのたけちゃん一座の寸劇を見てから、すっかり魅了された一人でございます。すぐにDVDを購入しました(*’ω’*)

認知症のご本人の思い、家族のそれぞれの思い、近所の方との関わりなどデフォルメされてはいますがリアルな内容に初めての方には分かりやすくご存じの方には(あるある)で見て頂けます。笑いあり、時にはホロリとするそんな教材からスタートします。

 ご存じ?ラクダテストです‼

☝の絵の中のラクダを見つけ出せたらアルツハイマー型認知症ではないそうです。最近、よく忘れるとこぼしていたら、このイラストを3人の友人から送られてきました・・・

この章では、医学的側面からみた認知症の基礎などにもふれています。健康管理や治療や予防などかなり専門的な分野となります。それには、脳の構造を知っておかないといけないんですね。

そこで、お絵描き感覚で覚える「大脳」の書き方をレクチャーしています。

 この絵が描けたら大脳は「勝ち」

 4大認知症のポイントも語呂で紹介

認知症の領域は、多岐にわたります。初めての方には難しいイメージが大きいかと思います。また、実際に認知症の方の対応を通して、苦手・無理と感じられる方も多いのではないでしょうか?

過去の現場でも「〇〇さん、認知があるから」「認知がきついから」なんて会話、よくありました。そもそも「認知」って⁈こと自体、間違ってますけど…(~_~;) 認知症の「人」になっての会話です。その人の病気の「認知症」ではない話の流れがムカつきました。知らない、分かってない人ほど「認知」で片づけている気がするのは、私だけだろうか(-_-;)

そんな思いもあり、ここでは認知症を正しく理解することを一番大事にしております。

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