第2章 第4節『移動・移乗に関連した・・・』1日目

ご無沙汰しております。石田です。4月は一度も投稿できず、気が付けば新緑まぶしい5月になっておりました…。おかげさまで、この4月でグリーンライフカレッジ開講3年目を迎え、第10期生を輩出することができました。本当に、ありがたいことです。たくさんのご縁に感謝しております。今後も講師陣、一丸となってさらに精進してまいります。よろしくお願いいたします。

さてさて(´-ω-`)

実を言いますと、この1か月近くのブランクで投稿に対する作業記憶が大幅に低下し、『あれっ。どうだったっけ』の連続でした。『今日こそはっ』と思いながらも、なかなか向き合えずにおりました。これは老いの始まり⁉いやいや、まだそれには早いっ。なんて抗いながら、何とか取り組んでいる次第でございます( ;∀;)

では、気持ちを立て直して・・・
この科目は2日わたり、実習します。まず、1日目からの内容をご紹介します。

ベッド上の移動には①水平移動(手前に移動する)②上方移動(上へ移動する)の2種類あります。実習では、この2つを組み合わせて行います。ベッドの下の方で奥で寝ている利用者さんを移動するがお題になります。☜どんなシチュエーションなんでしょう( *´艸`)

 ボディメカニクスを活かして

ベッド上での介助は、前屈みで中腰になり腰に負担の多くなります。また、利用者さん介助者の体格の差や力、身体の状況によっても、介助が難しい場面があります。そんな時に役に立つのが『スライディングシート』です。授業では、シートタイプや手袋タイプなど、いろいろなものをご紹介。状況に応じた福祉用具を活用することで、利用者・介助者両方が安全に安心して行えることを実感して頂いています。ただ、訪問先に必ずスライディングシートがあるとは限りません。そんな時は、その場にあるもの=おむつの袋を代用したり『大きなゴミ袋』を常に鞄に入れておくことをお勧めしています。

 スライディングシートいろいろ

基本、初任者研修の実習では『片麻痺の利用者』さんを想定して行います。麻痺側の患側を補うかたちで、麻痺のない健側を活用する=残存機能を活用することと、ボディメカニクスを活用、そして『声かけ』。この3つが特に重要です。声かけについては、単に伝えるだけでなく、利用者の観察や反応を確認することが大切だとお伝えしています。

午後からは車椅子の構造や立ち上がりの基本動作、そして端座位から車椅子への移乗を学びます。

  手順書で確認

科目ごとに修了評価を行っていますが、その際のポイントを手順書を記入しながら確認します。講師同士のデモや受講生の実習でのアドバイスを書き入れ、ご自分なりの「手順書」とすることもしかり、今後、皆さんが同行に付かれるときにもメモを取ることがあるかと思います。その際の予行練習になれば…とのねらいもあります(*‘∀‘)

PowerPoint スライド ショー – 9-4移乗・移動 更新★1-2

実際の現場でのベッドからの移乗、トイレへの移乗など動画を見て『実践』のイメージを持って頂いています。

 

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